築25年以上の戸建てに住んで分かった!ゴキブリ根絶までの軌跡
こんにちは。
誰もが見たくないと願う黒くて不快なあの害虫。
何をやっても度々出現して困り果てている人に、試してほしい対策についてまとめました。
とにかくゴキブリが嫌い
私は、1匹見るだけで不眠症になり、対策を調べれば調べるほど、アイツらの生命力に絶望、ストレスで頭痛になり本気で引越しを考えるレベル。
その虫の名前を言うのも嫌で、その拒否反応っぷりに周囲が引くほどダメでした。
その原因は、実家では全くゴキブリに会わなかったため。
免疫がなかったんですね。
それが一転、平和だった私に訪れた試練。
結婚して築26年くらい?の古い戸建に住まなければならなくなってしまった。これが奴らとの戦いの始まり。
古く、日当たりの悪い一戸建て
住んでみて分かったのは、部屋をキレイにしたところで、ダメな時はダメだということ。
もちろん部屋が汚ければ出やすいし、綺麗にしていても物が多くてゴキブリの隠れられる場所が多いと住み着きやすくなる。前の住人が不衛生でも影響がある。
そして、日当たりも重要だと
私の住んでいた築26年の戸建ては四方を家に囲まれて、ほとんど日当たりのない家。
どんなに家を綺麗にして対策をしまくって3年が経過しても度々出現・・・なかなか根絶できませんでした。
私がやった対策
入居前にバルサン。もちろん2回やりました。
一度目は今住み着いているゴキブリの死滅、二度目はその後新たに生まれた赤ちゃんゴキの死滅が目的。
同時に手作りのホウ酸団子(かなり効果が高い)も設置。
それでも、1か月もしないうちに出現。ここはどんな家や・・・と相当落ち込んだ。
その後、毒餌(ブラックキャップなど)を数種類、家じゅうに置きまくった。
でも、出る・・・・
対策を見直すことにした。
①毒餌
ホウ酸団子やブラックキャップなどの毒餌を置いておき、食べるのを待って死滅させる方法。
餌を食べに来るってことはゴキブリが寄ってくるんじゃないかと心配してる方。家で一度でも見かけたなら、家の中のどこかに既にいる可能性大。この方法がおススメです。
家が全くの新築でゴキブリの侵入経路皆無です!って方は、後に紹介する忌避剤がいいかもしれません。
実家がマンションの3階で、築10年くらいの頃に、初めてゴキが出ました。それが私の人生で初めてのGとの出会い、、
その時、母がとった対策は「手作りのホウ酸団子」。
ホウ酸に玉ねぎや小麦粉を混ぜて簡単に作れます。調べればすぐに作りかたも出てきます。
化学用ホウ酸(500g)
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これ、かなり効きます。
マンションの構造や環境にもよるかもしれませんが、我が家は置いてから10年間放置していて一度も見ませんでした。
不思議なことに、死体も見なかったです。
ホウ酸団子を食べたゴキブリは、脱水症状となり、水を求めて下水に戻り1週間かけて死亡。その1週間のうちにした糞を他の仲間が食べて、その仲間も脱水症状で死ぬ。
その連鎖で巣ごと退治できる仕組みだそう。
おそらくブラックキャップやコンバットもおなじような仕組みですが、個人的には市販でも、ホウ酸団子寄りのものが効き目があるように感じます。
それは一度、市販のホウ酸ダンゴ、ブラックキャップ、コンバット、、と同時に色々な毒餌を置いていた時に、食った跡が確認できたのは市販のホウ酸ダンゴだけだったからです。
↓こちらです
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ちなみに、毒餌を置く時の注意すべき最大のポイントが
<一度にいろいろな毒餌を置かないこと>なのです。
ゴキブリパニックになった人がやりがちなのですが(先述の通り私も経験あり)、色々置かれすぎていると、ゴキブリが迷い、結果が出ないことがあるそう。
なので、コレ!と決めた毒餌1種類に絞って、それを部屋の隅や荷物の奥の隙間に置いておくようにしましょう。
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他の毒餌よりも値段も安くて効果も高い、市販では最高だと思っています。
そして基本ですが、置き餌は半年ごとに交換してくださいね。
②待ち伏せタイプのスプレー
ゴキブリがいなくなるスプレー、などの名前で販売されています。
2週間に一度のスプレーでゴキブリを見かけなくする!というスプレーです。
私は毒餌と併用して使用しました。
コックローチ ゴキブリがいなくなるスプレー(200mL)【コックローチ】
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ゴキブリを寄せ付けないし、万が一侵入しても、通りがかると死ぬ。というものです。
ただ、これは殺虫剤なので、小さい子供やペットがいるとなかなか使いづらかったりします。
子供がまだ小さかった我が家は、子供が寝た後にゴキブリの侵入口となりそうな箇所(洗濯機の排水、キッチン、玄関)に的を絞って吹き付けていました。
こちらの注意点は、ゴキブリに警戒するあまり、頻繁に使いすぎるとゴキブリに耐性ができてしまって効果がなくなる可能性があること。
あと、ダ◯キンさんに聞いた話では、ゴキブリは毎年耐性をつけて強くなるので、こういう類の商品はメーカーも一定の期間ごとに成分を変えたりしていく、とのこと。
これはあくまで噂ですが。
なので、買いだめせずに、使う分だけ購入する方がいいかもしれません。
③忌避剤
ゴキブリが嫌うハーブなどの天然成分で作られた、置くタイプの忌避剤や、スプレーもあります。これはペットや小さい子供がいても安心です。
そして寄せ付けないタイプなので、新築で、まだ遭遇していないけど不安な方などは、このタイプをオススメします。
個人的に忌避剤でオススメ商品は、口コミもかなり良い「ムシさんバイバイ」シリーズ。
なかなか高価なので若干購入をためらいますが、子供が小さかったので大活躍しました。
今年もお世話になろうと思って調べていると、置くタイプの方の商品名が「ゴキのテキ」に変わっていました。
スプレータイプ
ムシさんバイバイ(250mL)
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天然成分のため殺虫剤よりは効果が薄いのと、体に害がないこともあり頻繁に使用するので、コストがかかります。
なので、こちらも侵入口をピンポイントで、最低限で使っていました。
それに比べて置くタイプ
↓
森の生活 ゴキのテキ(2コ入)【森の生活】
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こちらも良いお値段するのですが、スプレーに比べて置いておくだけなので手間が省けることと、しょっちゅうスプレーするなら結果的にこっちの置くタイプのがコスパが良いかも?!と気づいて、こちらをまとめ買いしています。
以上の3タイプを使い分け、ゴキ対策していました。
まとめると
・毒餌は1つに絞る!
・スプレー殺虫剤はピンポイントで!
・忌避剤もピンポイントで!
色々手を出さずに、下調べして効果のあるものをしっかり使うことが大切です。
いろいろと忌避剤を紹介しましたが、それでも出る家は出ます。
最後に一番大事なポイント。
どんなに薬を使って寄せ付けないようにしても、やっぱり侵入経路がある限り入ってきます。
なので、家の隙間という隙間を全て塞ぐことが必要になります。
我が家の場合は、キッチンのシンクの下のダクトホースが床に刺さっている部分に隙間があったので、粘土タイプの隙間埋め材みたいなもので塞ぎました。
すき間の穴埋め補修用コニシボンド テープ状コーク 排水口や外壁の隙間に 4個まで1通のネコポス(速達メール便)OK!
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このタイプが使いやすかったです。
ホームセンターで購入できます!
キッチンは、かなり念入りに置き餌やスプレーでも対策していたので、その隙間を塞いでから全く見なくなりました。
でもその後、キッチンの横のインターホンを旧式からカメラ付きのタイプに交換したときに隙間が出来ていたようで、その年の夏に大きいのが1匹キッチンに出ました。
それもインターホンの隙間を塞いでからはキッチンでは見なくなりました。
そんな経験をしてきて、隙間埋めはかなり重要な作業と思っています。
その証拠に、どうしても埋められなかった玄関の段差の部分の奥に、恐らく隙間があるだろう(奥まってて見えない)箇所があったので、置くタイプの忌避剤が弱まってきた頃に玄関には年に2回くらい出ました。
隙間がどこにあるかわからない!というときは
全ての扉を閉めて換気扇を回したら、風の流れで細かい隙間に気づくので、そこを徹底的に埋めるとかなり効果的だと思われます。
そして最後に、余談ですが、ここまで対策してきて調べているうちに免疫ができてきたのか、
よく奴らに追いかけられる夢を見ていたのが、ある時から奴らを「追いかける」夢に変わりました。笑
苦しんで苦しんで、不眠になりながら調べ尽くして、対策しているうちに、奴らが潜みやすい場所、行動パターンが何となく読めるようになったからかもしれません。
行動パターンが分かると適切な対策が見えてきます。
そのおかげで、どうしても埋められなかった玄関からの侵入以外では、ゴキブリ根絶することができました。
だから、本当に気が滅入ると思いますが、この記事を読んでベストな対策を見つけて欲しいです。
そして、少しでも気が楽になったり前向きになってもらえたらいいなと思います!
来る日も来る日も大嫌いなゴキブリに脳内を占領されていたので、メンタルの変化は嬉しい誤算でした!
聞く人が聞いたら呆れますね・・・苦笑
でもきっと同じ気持ちの人もいるはず!
まず敵を知れ!とか言いますが、相手を研究し尽くすことで、恐怖が和らぐというのを実感しています。
ゴキとはかなり戦ってきたので、この苦しみと知恵を、今ツライ思いをしている人に共有したいと思って書きました!
喋り方でお気づきかと思いますが、そのゴキブリ屋敷から現在は引っ越して、今の家では今のところゴキには遭遇していません。
でも今は別の虫に悩まされていますが。泣
そろそろ夏が来ますが、虫なんかに負けず早めの対策を!